くすりのしおり

内服剤
2009年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ナボールSRカプセル37.5
 主成分:
ジクロフェナクナトリウム(Diclofenac sodium)
 剤形:
白色のカプセル剤
 シート記載:
SS112

この薬の作用と効果について

非ステロイド系の鎮痛消炎剤で、炎症の原因となるプロスタグランジンの合成を阻害して、炎症を抑え、痛みを和らげます。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液の異常、腎障害、肝障害、高血圧症、心機能不全、アスピリン喘息またはその既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1カプセル(主成分として37.5mg)を1日2回食後に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • かまないで飲んでください。また、食道に停滞すると、食道潰瘍を起こすおそれがあるので、多めの水と一緒に飲んでください。また、就寝前の服用はなるべく避けてください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点ですぐに1回分を飲んでください。ただし、次の服用まで5時間程度はあけるようにしてください。次に飲む時間が迫っていたら、1回分をとばしても構いません。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、めまい、霧視(かすみ眼)などが起こることがありますので、自動車の運転や機械の操作は避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、胃痛、胃部不快感、腹痛、浮腫、全身のかゆみ、発疹、頭痛、眠気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷汗、呼吸困難、じんましん[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • みぞおちの痛み、吐き気、下血[出血性ショックまたは穿孔を伴う消化性潰瘍]
  • 皮膚の発赤、結膜の充血、発熱[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、紅皮症]
  • 激しい嘔吐、意識障害、けいれん[急性脳症]
  • 喘鳴(ヒューヒュー音)、息苦しさ[重症喘息発作(アスピリン喘息)]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。