くすりのしおり

内服剤
2019年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ナディック錠30mg
 主成分:
ナドロール(Nadolol)
 剤形:
白色の錠剤、直径7mm、厚さ3.1mm
 シート記載:
(表)ナディック 30mg、ナディック、30mg、P521
(裏) NADIC 30mg、ナディック、30mg

この薬の作用と効果について

β受容体遮断作用により、血圧を下げる薬です。軽〜中等症の高血圧を改善します。心臓の仕事量や心筋の酸素消費量を低下させ、狭心症や不整脈を改善します。
通常、本態性高血圧、狭心症、頻脈性不整脈に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。気管支喘息、気管支痙れん、慢性閉塞性肺疾患、糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、徐脈、房室ブロック、洞房ブロック、洞不全症候群、心原性ショック、右心不全、うっ血性心不全、異型狭心症、褐色細胞腫がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1〜2錠(主成分として30〜60mg)を1日1回服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は、1回分とばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • めまい、ふらつきがあらわれることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作などは注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、徐脈、めまい・立ちくらみ、倦怠感、ふらつき、息切れ・息苦しさ、発疹、かゆみ、涙液分泌減少、霧視などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、全身のむくみ[心不全]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。