くすりのしおり

内服剤
2006年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ケタスカプセル10mg
 主成分:
イブジラスト(Ibudilast)
 剤形:
キャップが白、ボディが白のカプセル剤
 シート記載:
表:ケタスカプセル 10mg、KP-305  裏:KETAS cap 10mg、ケタスカプセル 10mg

この薬の作用と効果について

脳血管障害に対する作用:この薬は脳血管障害を改善することにより、自覚症状のめまいを改善します。
通常、脳梗塞後遺症に伴う慢性脳循環障害によるめまいの治療に用いられます。
気管支喘息に対する作用:この薬は気道炎症を抑制し、気道過敏性を改善します。
通常、気管支喘息の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 最近頭蓋内出血がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 脳血管障害治療:通常、成人は1回1カプセル(主成分として10mg)を1日3回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 気管支喘息治療:通常、成人は1回1カプセル(主成分として10mg)を1日2回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときに1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合(4時間以内)は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、食欲不振、嘔気、過敏症(発疹、そう痒感)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 出血しやすい、皮下出血[血小板減少]
  • けん怠感、食欲がない、白目や皮膚が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。