くすりのしおり

内服剤
2007年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ファロム錠200mg
 主成分:
ファロペネムナトリウム水和物(Faropenem sodium hydrate)
 剤形:
白色の錠剤、直径9.1mm、厚さ4.4mm
 シート記載:
ファロム錠200mg、Farom200mg、ファロム200mg、SP F20

この薬の作用と効果について

細菌などの増殖を阻害することにより抗菌作用を示します。
感染症の治療に用いるペネム系の抗生物質です。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質がある。腎障害
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 肺炎、肺膿瘍、膀胱炎(単純性を除く)、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、中耳炎、副鼻腔炎には
    通常、成人は主成分として1回200〜300mgを1日3回服用します。
    その他、皮膚感染症、扁桃炎、子宮内感染、気管支炎などには

    通常、成人は主成分として1回150〜200mgを1日3回服用します。
    本剤は1錠中に主成分200mg含有します。治療を受ける疾患や年齢・症状によって増減されることがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、腹痛、軟便、発疹、嘔気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷や汗が出る、気分が悪い、息苦しい[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 体がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 高熱(38℃以上)、眼の充血、唇のただれ[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]
  • 階段を登ったり、少し無理をすると息切れがする・息苦しくなる、空咳が出る、発熱する[間質性肺炎]
  • 手足・肩・腰・その他の筋肉が痛む、手足がしびれる、手足に力が入らない[横紋筋融解症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保存してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。