くすりのしおり

内服剤
2019年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
エチゾラム錠0.25mg「EMEC」
 主成分:
エチゾラム(Etizolam)
 剤形:
白色の錠剤、直径8.0mm、厚さ3.3mm
 シート記載:
エチゾラム錠0.25mg「EMEC」、エチゾラム0.25「EMEC」、0.25、0.25mg、Etizolam 0.25mg「EMEC」、EE36

この薬の作用と効果について

ベンゾジアゼピン受容体に作用し、不安や緊張をやわらげます。また、筋肉の緊張をとる作用があります。
通常、神経症、うつ病、心身症(高血圧症、胃・十二指腸潰瘍)における不安・緊張・睡眠障害などや統合失調症における睡眠障害、頸椎症、腰痛症、筋収縮性頭痛における筋緊張などの改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性閉塞隅角緑内障、重症筋無力症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 神経症、うつ病:通常、成人は1回4錠(主成分として1mg)を1日3回服用します。
    心身症、頸椎症、腰痛症、筋収縮性頭痛
    :通常、成人は1回2錠(主成分として0.5mg)を1日3回服用します。
    睡眠障害
    :通常、成人は1回4〜12錠(主成分として1〜3mg)を就寝前に1回服用します。
    いずれの場合も、年齢・症状により適宜増減されますが、高齢者での最大量は1日6錠(主成分として1.5mg)までとなっています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作などは避けてください。
  • アルコール(飲酒)はこの薬の作用を強めることがありますので注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、眠気、ふらつき、倦怠感、脱力感、発疹、かゆみ、じんましん、紅斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 薬がないといられない、(薬の中止で)けいれん・不眠・不安[依存性]
  • 呼吸抑制、頭痛、判断力の低下[呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス]
  • 発熱、筋肉のこわばり、嚥下困難[悪性症候群]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 発熱、咳、呼吸困難[間質性肺炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。