くすりのしおり

外用剤
2019年3月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
亜硝酸アミル「AFP」
 主成分:
亜硝酸アミル(Amyl nitrite)
 剤形:
淡黄色澄明の液剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

血管平滑筋を弛緩させ血管を広げることにより、心筋への血液供給量を増やして、狭心症の急性期症状を速やかに緩解します。また、血中ヘモグロビンのFe2+を酸化し、メトヘモグロビンFe3+を形成します。メトヘモグロビンに含まれるFe3+は競合的にシアンに結合し、ミトコンドリア中のチトクローム酸化酵素のFe3+に特異的に結合したシアン化合物からシアンを解離して、機能を回復させます。
通常、狭心症、シアンおよびシアン化合物による中毒の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心筋梗塞、閉塞隅角緑内障、頭部外傷または脳出血、貧血がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 狭心症:通常、1回1管(主成分として0.25mL)を、被覆を除かずそのまま打ち砕き、内容を被覆に吸収させ、鼻孔に当てて吸入します。
    シアンおよびシアン化合物中毒:(直接吸入)通常、自発呼吸がある場合に実施され、1回1管(主成分として0.25mL)を、被覆を除かずそのまま打ち砕き、内容を被覆に吸収させ、鼻孔に当てて吸入します。(回路内への投入)通常、バッグマスクなどの呼吸器経路内に1回1管(主成分として0.25mL)を、被覆を除かずそのまま打ち砕いたアンプルを投入し内容を吸入させます。中毒に用いる場合、症状により適宜増量されます。
    いずれの場合も、必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

  • 吸入後、起立性低血圧によるめまい、脱力、失神またはその他の脳貧血症状が一時的にあらわれることがありますので注意してください。
  • アルコールは薬の作用を強め、血圧低下を起こすことがありますので、注意してください。
  • 注意力、集中力、反射運動能力などの低下がおこることがありますので、注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

副作用として、脳貧血、めまい、失神などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 体がだるい、動悸、めまい[メトヘモグロビン血症]
  • 皮膚や唇・爪などが青紫色〜暗紫色になる[チアノーゼ]
  • 疲れやすい、息切れ、皮膚や白目が黄色くなる[溶血性貧血]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、火気を避け、冷所で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。