くすりのしおり

内服剤
2018年10月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
マドパー配合錠
 主成分:
レボドパ(Levodopa)
ベンセラジド塩酸塩(Benserazide hydrochloride)
 剤形:
淡赤色の錠剤、直径約9mm、厚さ約3.3mm
 シート記載:
マドパー配合錠

この薬の作用と効果について

主成分のレボドパが脳内でドパミンに変化し、パーキンソン病などの症状を改善します。
通常、パーキンソン病やパーキンソン症候群の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、肝障害、腎障害、胃潰瘍や十二指腸潰瘍または以前に胃潰瘍や十二指腸潰瘍になったことがある、糖尿病、心疾患、肺疾患、気管支喘息、内分泌系疾患、自殺傾向など精神症状がある、骨軟化症
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 今までレボドパを飲んでいない場合:通常、成人は初回1日量1〜3錠を1〜3回に分けて食後に服用し、2〜3日毎に1日量1〜2錠ずつ漸増し、維持量として1日3〜6錠を服用します。
    現在レボドパを飲んでいる場合:通常、成人は初回1日量として服用中のレボドパ量の約1/5に相当するレボドパ量(本剤1錠中にレボドパ100mg含有)に切り換え、1〜3回に分けて食後に服用し、漸増もしくは漸減し、維持量として1日量3〜6錠を服用します。
    いずれの場合も、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし次の通常飲む時間が近い場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 突然の一時的な眠気、注意力や反射運動能力などの低下が起こることがありますので、自動車の運転、高所での作業、危険を伴う機械の操作などはしないでください。
  • 社会的に不利な結果を招くにもかかわらずギャンブルや過剰で無計画な買い物を繰り返したり、性欲や食欲が病的に亢進するなど、衝動が抑えられない症状があらわれることがあります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、不随意運動、吐き気・嘔吐、食欲不振、幻覚、不眠、発疹、蕁麻疹様湿疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 熱がでて息苦しくなる、手足の筋肉がこわばる、意識がぼんやりする、意識が無くなる[悪性症候群]
  • 幻覚が見える、気分がゆううつでやる気がしない、食欲不振、からだがだるい、不眠[幻覚、抑うつ、錯乱]
  • ひどくおなかが痛い、嘔吐、血を吐く[胃潰瘍・十二指腸潰瘍の悪化]
  • 疲れやすい、貧血[溶血性貧血]
  • 突然の一時的な眠気[突発的睡眠]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 光のあたらないところで湿気を避けて、子どもの手の届かないところに室温(1〜30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。