くすりのしおり

注射剤
2019年10月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ガザイバ点滴静注1000mg
 主成分:
オビヌツズマブ(遺伝子組換え)(Obinutuzumab(genetical recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

がん化したBリンパ球と特定の成熟段階にある正常なBリンパ球の表面だけに存在しているCD20というタンパク質に結合し、細胞障害作用および細胞貪食作用により、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、CD20陽性の濾胞性リンパ腫の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。細菌やウイルスなどによる感染症にかかっている、または過去にかかったことがある。肝炎にかかっている、または過去にかかったことがある。心機能、肺機能に異常がある、または過去に異常があった。骨髄機能抑制がある。腫瘍量が多いと言われたことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人では導入療法として1サイクル目は1、8、15日目に、2サイクル目以降は1日目に1日に1回、静脈内に点滴します。導入療法終了後の維持療法では、2カ月に1回、最長2年間、静脈内に点滴します。
  • 一緒に使用する他の薬によって、使用間隔が異なります。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、infusion reaction、悪心、感染症、疲労、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、意識障害、まぶた・唇・舌のはれ、発熱、さむけ、おう吐、咳、めまい、動悸[Infusion reaction]
  • 意識の低下、考えがまとまらない、判断力の低下、尿量が減る、息苦しい、息切れ[腫瘍崩壊症候群]
  • 発熱、のどの痛み[好中球減少、白血球減少]
  • 鼻血、歯ぐきの出血、あおあざができる、皮下出血、出血が止まりにくい[血小板減少]
  • かぜのような症状、からだがだるい、発熱、おう吐[感染症]
  • からだがだるい、発熱、意識の低下、考えがまとまらない、頭痛、白目が黄色くなる、吐き気、おう吐、食欲不振、羽ばたくような手のふるえ、皮膚が黄色くなる、尿の色が濃くなる、判断力の低下、意識がなくなる[B型肝炎ウイルスによる劇症肝炎、肝炎の増悪]
  • 意識がなくなる、しゃべりにくい、物忘れ、手足のまひ、考えがまとまらない、見えにくい[進行性多巣性白質脳症(PML)]
  • めまい、胸がドキドキする、胸の痛み、気を失う、動くときの動悸、冷や汗、胸がしめつけられる感じ、胸が押しつぶされるような感じ、胸を強く押さえつけられた感じ、狭心痛、息苦しい、からだがだるい、全身のむくみ、横になるより座っている時に呼吸が楽になる、息切れ[心障害]
  • 吐き気、おう吐、激しい腹痛[消化管穿孔]
  • 発熱、から咳、息苦しい、息切れ[間質性肺疾患]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • この薬により血液障害(好中球減少、白血球減少、血小板減少など)があらわれることがあるので、この薬の使用中は定期的に血液検査が行われます。
  • 予防接種を受ける場合には、医師または薬剤師に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。