くすりのしおり

注射剤
2018年8月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
イミフィンジ点滴静注120mg
 主成分:
デュルバルマブ(遺伝子組換え)(Durvalumab (Genetical Recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

T細胞(免疫細胞)の受容体(PD-1)とがん細胞上に発現している物質(PD-L1)の結合を阻害することなどにより、T細胞の活性を増強することで、腫瘍の増殖を抑えると考えられています。
通常、切除不能な局所進行の非小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。自己免疫疾患またはその既往歴がある。間質性肺疾患(放射線性肺臓炎を含む)またはその既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は2週間間隔で、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。
  • 使用期間は最大で12カ月です。
  • 具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、甲状腺機能低下症、下痢、間質性肺疾患などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、から咳、息苦しい、息切れ[間質性肺疾患(放射線性肺臓炎を含む)]
  • 発熱、吐き気、嘔吐(おうと)、腹痛、下痢[大腸炎]
  • 汗をかく、吐き気、激しい腹痛、水のような便、泥状の便[重度の下痢]
  • からだがだるい、むくみ、寒がりになる、動作やしゃべり方が遅い[甲状腺機能低下症]
  • 汗をかきやすい、体重が減る、眼球突出、甲状腺のはれ、胸がドキドキする、手のふるえ、不眠[甲状腺機能亢進症]
  • からだがだるい、意識がうすれる、考えがまとまらない、嘔吐、むかむかする、食欲不振、低血圧、判断力の低下[副腎機能障害]
  • 疲れやすい、のどが渇く、水を多く飲む、尿の量が増える、からだがだるい、頭がぼーっとしたり意識がなくなったりする、考えがまとまらない、食欲不振、判断力の低下、血圧低下、月経がない、産後の乳汁量が少なくなる、性欲減退、体温が下がる、皮膚の乾燥[下垂体機能障害]
  • からだがだるい、体重が減る、のどの渇き、水を多く飲む、尿の量が増える、意識の低下、考えがまとまらない、深く大きい呼吸、手足のふるえ、判断力の低下[1型糖尿病]
  • からだがだるい、白目が黄色くなる、吐き気、嘔吐、食欲不振、かゆみ、皮膚が黄色くなる、尿の色が濃くなる[肝機能障害、肝炎]
  • 関節の痛み、発熱、頭痛、膨れあがる感じ、血尿、顔のむくみ[腎障害]
  • からだに力が入らない、発熱、飲み込みにくい、息苦しい、発疹、筋肉の痛み[筋炎]
  • 脱力感、手のしびれ、手足のこわばり、足のしびれ、筋肉の痛み、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 呼吸困難、意識障害、まぶた・唇・舌のはれ、発熱、さむけ、嘔吐、咳、めまい、動悸(どうき)[インフュージョンリアクション]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。