くすりのしおり

内服剤
2018年10月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ミノドロン酸錠50mg「武田テバ」
 主成分:
ミノドロン酸水和物(Minodronic acid hydrate)
 剤形:
ごくうすい赤色の楕円形の錠剤、長径12.1mm、短径6.1mm、厚さ4.4mm
 シート記載:
(表)ミノドロン酸錠50mg「武田テバ」、骨粗しょう症治療剤、4週に1回1錠のむお薬です、(裏)ミノドロン酸錠50mg「武田テバ」、Minodronic Acid Tab.50mg“TAKEDA TEVA”、4週に1回1錠のむお薬です

この薬の作用と効果について

骨に集積された後、破骨細胞による骨吸収を抑えて骨密度と骨強度を高め、骨折しにくくします。
通常、骨粗鬆症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。食道狭窄またはアカラシアなどの食道通過を遅延させる障害がある、服用時に上体を30分以上起こしていることができない、低カルシウム血症がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として50mg)を4週に1回、起床後最初の飲食前に水(またはぬるま湯)コップ1杯(約180mL)とともに服用します。
    服用後少なくとも30分は横にならず、水(またはぬるま湯)以外の飲み物(カルシウム、マグネシウムなどの含量の特に高いミネラルウォーターを含む)、食物や他の薬と一緒に服用すると、吸収が悪くなるおそれがあるので、避けてください。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 口中やのどを刺激する可能性がありますので、この薬をかんだり、口中で溶かしたりしないでください。
  • 就寝時や起床前には服用しないでください。
  • 飲み忘れた場合は、その日は飲まずに次の日の朝に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。次からは、決められた日に飲んでください。また、次回の受診時に医師または薬剤師に、飲み忘れた事や飲み忘れに気付いて飲んだ事をご相談ください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 食事などからカルシウムやビタミンDをとるように心がけてください。ただし、牛乳や乳製品のようなカルシウムを多く含む飲食物、カルシウムを含むビタミン剤などはこの薬の吸収に影響を与えるおそれがあるので、この薬を飲んだ後、少なくとも30分は、これらをとらないでください。
  • 口腔内を清潔に保つようにしてください。
  • 医師と相談の上、服用開始前には抜歯などの歯科処置を出来るだけ済ませてください。
  • 定期的に歯科検査を受け、歯科受診時にはこの薬を服用していることを歯科医師に相談してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、胃部不快感、腹部不快感、腹痛、胃炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 腹痛、吐き気・嘔吐、食欲不振[上部消化管障害]
  • 歯肉の腫れ・痛み・排膿、歯のゆるみ、歯骨露出[顎骨壊死・顎骨骨髄炎]
  • 外耳炎(耳のかゆみ、耳の中の熱っぽさ、耳の違和感)、耳だれ、耳の痛み[外耳道骨壊死]
  • 太ももや足の付け根付近の痛み[大腿骨転子下および近位大腿骨骨幹部の非定型骨折]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。