くすりのしおり

注射剤
2018年4月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ロセフィン静注用0.5g
 主成分:
セフトリアキソンナトリウム水和物(Ceftriaxone sodium hydrate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

感染症や炎症の原因となっている細菌を殺す働きがあります。
通常、敗血症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、直腸炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、顎骨周辺の蜂巣炎、顎炎の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人や家族が気管支ぜん息や、発疹、じんましんなどのアレルギー症状を起こしやすい体質である。腎障害、食事をきちんととっていない、体が衰弱している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人および小児は1日1〜2回、生後0〜3日齢の未熟児および新生児は1日1回、生後4日齢以降の未熟児および新生児は1日2回、静脈内に注射します。点滴で注射することもあります。
  • 症状をみながら使用期間を決めていきます。

生活上の注意

  • 注射により、ビタミンBやKなどが不足して、鼻血が出やすくなったり、口内炎ができたりするなどの症状が出ることがあります。ビタミン不足にならないように、食事をきちんととりましょう。食欲がないなど、食べられないときは、医師に伝えてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、下痢、蕁麻疹、発熱、発赤、かゆみ、紅班などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷汗、立ちくらみ、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー]
  • 全身倦怠感、あざができやすい、出血しやすい(歯ぐきの出血・鼻血・生理が止まりにくい)[汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、溶血性貧血]
  • 発熱、尿量減少、むくみ[急性腎不全、間質性腎炎]
  • 腹痛、頻回の下痢[偽膜性大腸炎]
  • 目・唇や陰部など粘膜の腫れ・ただれ、皮膚の広い範囲が赤くなる、水疱[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。