くすりのしおり

自己注射剤
2018年1月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アボネックス筋注30μgペン
 主成分:
インターフェロンベータ-1a(遺伝子組換え)(Interferon beta-1a(genetical recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

免疫系細胞に作用して免疫調節作用により免疫応答の増強を抑え、抗ウイルス作用で炎症細胞の活性化を抑え、細胞増殖抑制作用により炎症性細胞が中枢神経系に入り込むのを抑えます。
通常、多発性硬化症の再発予防に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。うつ病や自殺企図などの精神神経障害またはその既往、肝疾患、てんかんがある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1製剤(主成分として30μg)を週1回筋肉内に注射します。左右の太もも上部外側に交互に注射してください。必ず指示された注射方法に従ってください。
  • かぶれたり、ただれている部位には注射しないでください。赤くなったり、色が変わったり、硬くなっている部位や痛みのある部位にも注射しないでください。
  • 注射する予定が多少ずれても問題ありません。次の注射日との間隔を中1日以上あけて注射し、注射したい日のスケジュールにしてください。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

生活上の注意

  • 自分自身または家族に注射してもらうときの詳しい使用方法は、「自己注射法マスターガイド」を参照してください。医師の説明を十分に聞いて、理解できないところがあれば、そのままにしないで、「アボネックスダイアリー」に記入し、必ず医師に相談してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、インフルエンザ様症状(発熱、筋肉痛、寒気、頭痛、だるい)、注射部位の紅斑・痛み・内出血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 気分が落ち込む、眠りが浅い、興奮[うつ病、自殺企図、躁状態、攻撃的行動]
  • 顔が蒼白になる、呼吸がしにくい、冷や汗がでる[アナフィラキシー様症状]
  • 貧血、疲れやすい、出血しやすい[白血球減少、血小板減少、汎血球減少]
  • 全身がだるい、食欲がない、吐き気、吐く[劇症肝炎、肝炎、肝機能障害]
  • 熱・から咳がでる、息苦しい[間質性肺炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、凍結を避け、2〜8℃の冷蔵庫に保管してください。
  • 使用時には、包装箱に入れたまま室温に戻し、7日間以内に使用してください。破損が認められるときは使用しないでください。
  • 薬が残った場合は、処分の方法について薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。