くすりのしおり

内服剤
2018年1月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
テクフィデラカプセル120mg
 主成分:
フマル酸ジメチル(Dimethyl fumarate)
 剤形:
明るい緑色/白色のカプセル剤、長径22mm、短径7mm
 シート記載:
テクフィデラカプセル120mg

この薬の作用と効果について

免疫反応を引き起こす細胞の活性化を抑制して炎症を鎮めるほか、酸化ストレスから神経細胞を守り、脱髄を抑制します。
通常、多発性硬化症の再発予防および身体的障害の進行抑制に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。リンパ球減少、感染症およびその疑いがある。感染症にかかりやすい状態である。腎臓または肝臓に病気がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回主成分として120mgを1日2回、朝・夕食後に服用することから開始し、1週間後に1回主成分240mgを1日2回、朝・夕食後に服用します。本剤は1カプセル中に主成分120mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 朝食後に飲み忘れた場合は、昼食後に飲んでください。それ以降に気付いた場合には、1回分飛ばして夕食後分から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 最初に飲む前と最初に飲んでから少なくとも3ヵ月に1回、リンパ球の数を測定するために血液検査が行われます。指定された日時に検査を受けてください。
  • 最初に飲む前と最初に飲んでから定期的に、腎臓と肝臓の検査が行われます。指定された日時に検査を受けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、潮紅、吐き気、下痢、上腹部痛、かゆみ、腹痛、ほてり、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、のどの痛み[リンパ球減少、白血球減少]
  • 手足の麻痺、認知機能障害、言葉の理解や表現ができなくなる[進行性多巣性白質脳症]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛[急性腎不全]
  • 全身けん怠感、食欲不振[肝機能障害]
  • 呼吸困難、じんましん、全身のかゆみを伴った発赤[アナフィラキシー]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。