くすりのしおり

内服剤
2016年2月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
キックリンカプセル250mg
 主成分:
ビキサロマー(Bixalomer)
 剤形:
淡黄色のカプセル剤、1号カプセル、19.4mm
 シート記載:
(表)キックリン、250mg、(裏)キックリン、250mg、社マーク

この薬の作用と効果について

消化管内でリン酸と結合して糞中へのリン排泄を促進することにより、消化管からのリン吸収を抑制して血液の中のリン濃度を低下させます。
通常、慢性腎臓病の高リン血症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腸閉塞がある。便秘を起こしやすい。
  • 妊娠中または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回2カプセル(主成分として500mg)を開始用量として、1日3回食直前に服用します。症状や血中のリン濃度の程度により適宜増減されますが、1日最高服用量は30カプセル(7,500mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、1回とばして次の服用時間まで飲まないでください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 便秘の悪化、腹部膨満感があらわれることがあるので、日常の排便の状況を確認してください。
  • 食事によるリンの摂取を制限するようにしてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、便秘・便秘の悪化、硬便、腹部不快感、腹部膨満感、吐き気、腹痛、下痢、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 腹痛、吐き気、嘔吐、腹部膨満感、排便の停止[腸管穿孔、腸閉塞]
  • 急な腹痛、下血、発熱、吐き気、嘔吐[虚血性腸炎]
  • みぞおちの痛み、胸やけ、げっぷ、吐き気、嘔吐、腹痛、吐血、下血、黒色便[消化管出血、消化管潰瘍]
  • 便通がない、便通がしばらくない[便秘・便秘増悪]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。