くすりのしおり

注射剤
2017年9月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アドリアシン注用50
 主成分:
ドキソルビシン塩酸塩(Doxorubicin hydrochloride)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

がん細胞のDNAと複合体を形成し、DNAおよびRNA合成酵素の反応を阻害してがん細胞の増殖を抑える働きがあります。
通常、悪性リンパ腫、肺癌、消化器癌、乳癌、膀胱腫瘍、骨肉腫の症状の緩解、また、乳癌(手術可能例における術前、あるいは術後化学療法)、子宮体癌(術後化学療法、転移・再発時化学療法)、悪性骨・軟部腫瘍、悪性骨腫瘍、多発性骨髄腫、小児悪性固形腫瘍、尿路上皮癌に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心機能に異常またはその既往歴がある。骨髄機能抑制、肝障害、腎障害がある。感染症にかかっている。水痘にかかっている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日1回静脈内に注射し、一定期間休薬することを繰り返します。膀胱腫瘍の場合は、1日1回膀胱腔内に注入します。いずれの場合も、注射の間隔は一緒に使用する他の薬や、患者さんの状態などによって異なりますので、具体的な使用期間については、医師に確認してください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、脱毛、吐き気、嘔吐、食欲不振、口内炎、貧血、膀胱刺激症状、発熱、萎縮膀胱、残尿感、頻脈、不整脈、胸痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • むくみ、胸の痛み、からだがだるい[心筋障害、心不全]
  • 鼻血、からだがだるい、発熱[汎血球減少、貧血、白血球減少、好中球減少、血小板減少などの骨髄機能抑制および出血]
  • 冷や汗、めまい、意識がうすれる[ショック]
  • から咳、息切れ、発熱[間質性肺炎]
  • 尿がもれる、尿が近い[萎縮膀胱]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。