くすりのしおり

内服剤
2017年9月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
パセトシンカプセル250
 主成分:
アモキシシリン水和物(Amoxicillin hydrate)
 剤形:
淡青色/白色のカプセル剤、全長17.7mm
 シート記載:
KH807 パセトシン 250mg

この薬の作用と効果について

細菌の細胞壁合成を阻害し、炎症(発熱や痛み、はれ)をひき起こしている細菌自体を殺菌するペニシリン系の抗生物質です。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、耳鼻科感染症、歯科感染症、眼科感染症など、広い範囲の感染症の治療に用いられます。また、他の薬剤と組み合わせることにより胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の除菌に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。伝染性単核症、本人または両親、兄弟が気管支喘息・発疹・蕁麻疹などのアレルギー体質、腎障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 感染症(ヘリコバクター・ピロリ感染を除く):通常、成人は1回1カプセル〔主成分として250mg(力価)〕を1日3〜4回服用します。小児は1日体重1kgあたり主成分として20〜40mg(力価)を3〜4回に分けて服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、小児では1日量として90mg(力価)/kgを超えません。
    ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎:通常、成人は1回3カプセル〔主成分として750mg(力価)〕を他の2つの薬剤〔クラリスロマイシン、メトロニダゾールのいずれかとプロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾールナトリウム、エソメプラゾール、ボノプラザンのいずれか)〕と同時に1日2回、7日間服用します。
    本剤は1カプセル中に主成分250mg(力価)を含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早くに1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • ヘリコバクター・ピロリ除菌療法では、医師の指示通りに正しく飲み続けることが重要です。また、同時に服用する他の2つの薬剤〔クラリスロマイシン、メトロニダゾールのいずれかとプロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾールナトリウム、エソメプラゾール、ボノプラザンのいずれか)〕の「くすりのしおり」なども読んでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、発熱、食欲不振、下痢、軟便、吐き気・嘔吐、腹痛、消化不良、味覚異常、口内炎、舌炎、便秘、食道炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、全身潮紅、蕁麻疹[ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、頭痛・関節痛、皮膚や粘膜の紅斑・水疱・膿疱[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[黄疸]
  • 尿量が少なくなる、むくみ、頭痛[腎障害]
  • 腹痛、下痢、血便[偽膜性大腸炎、出血性大腸炎]
  • から咳、息切れ、発熱[間質性肺炎、好酸球性肺炎]
  • うなじがこわばり固くなって首を前に曲げにくい、発熱、頭痛[無菌性髄膜炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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