くすりのしおり

内服剤
2018年11月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ファムシクロビル錠500mg「KN」
 主成分:
ファムシクロビル(Famciclovir)
 剤形:
白色楕円形の割線入りの錠剤、長径約15.6mm、短径約7.6mm、厚さ約5.7mm
 シート記載:
(表)ファムシクロビル500mg「KN」、ファムシクロビル「KN」、500mg
(裏)FAMCICLOVIR 500mg「KN」、抗ウイルス薬、ファムシクロビル、500mg、光を避けて保存

この薬の作用と効果について

単純疱疹と帯状疱疹の原因となっているウイルスの増殖を抑えます。
通常、単純疱疹、帯状疱疹の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能障害、血液透析中である。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 単純疱疹:通常、成人は1回半錠(主成分として250mg)を1日3回服用します。
    帯状疱疹:通常、成人は1回1錠(主成分として500mg)を1日3回服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 腎機能障害がある場合は、服用間隔をあけて減量されることがあります。また、血液透析を受けている場合は、透析直後に1/2錠(主成分として250mg)の服用を指示されることがあります。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点でできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は忘れた分は飲まないで1回分を飛ばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 意識障害(気を失う、もうろう状態)などがあらわれることがあるので、自動車の運転などの危険を伴う機械の操作を行う場合には、十分に注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、頭痛、傾眠、下痢、吐き気、腹痛、発疹、蕁麻疹、かゆみ、白血球破砕性血管炎(からだに赤紫のあざ、蕁麻疹)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 考えがまとまらない、判断や考えがおかしくなる、現実には存在しないものが見えたり、ない音が聞こえる、意識がなくなる、痙れん[錯乱、幻覚、意識消失、痙れん、せん妄、脳症]
  • 高熱(38℃以上)、唇や口内のただれやまぶたや眼の充血、紅斑[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
  • 尿量減少、むくみ、全身倦怠感[急性腎障害]
  • 手足の筋肉の痛み、脱力感、赤褐色の尿[横紋筋融解症]
  • 蕁麻疹、血圧低下、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください(光により変色することがあります。変色したものは飲まないでください)。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。