くすりのしおり

内服剤
2017年5月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
インチュニブ錠3mg
 主成分:
グアンファシン塩酸塩(Guanfacine hydrochloride)
 剤形:
淡緑白色の錠剤、直径7.9mm、厚さ4.0mm
 シート記載:
(表) インチュニブ 3mg、(裏) インチュニブ 3mg 503 3MG

この薬の作用と効果について

アドレナリン受容体に作用して、脳内の神経伝達物質の働きを調節することにより、注意欠陥/多動性障害の症状を改善します。
通常、小児期における注意欠陥/多動性障害の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。房室ブロック(第二度、第三度)がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、体重50kg未満の小児は1回グアンファシンとして1mg、体重50kg以上の小児は1回2mgを1日1回服用することから開始し、1週間以上の間隔をあけて1mgずつ維持量(体重17kg以上25kg未満は1mg、体重25kg以上38kg未満は2mg、体重38kg以上50kg未満は3mg、体重50kg以上63kg未満は4mg、体重63kg以上75kg未満は5mg、体重75kg以上は6mg)まで増やします。症状により適宜増減されますが、最高量(体重17kg以上25kg未満は2mg、体重25kg以上34kg未満は3mg、体重34kg以上42kg未満は4mg、体重42kg以上50kg未満は5mg、体重50kg以上は6mg)は越えません。いずれも1日1回服用します。本剤は1錠中にグアンファシンとして3mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は割ったり、砕いたり、すりつぶしたりしないで、そのままかまずに飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は医師または薬剤師に相談してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、鎮静などが起こることがありますので、使用中は自動車の運転や危険をともなう機械の操作は避けるように注意してください。
  • アルコールにより薬の作用や副作用が強まることがあります。
  • 死にたいと思ったり、死のうとするなどの症状があらわれることがあります。これらの症状があらわれた場合は、医師に相談してください。
  • 授乳中の方は、この薬を飲んでいる間は授乳を避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、傾眠、血圧低下、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • めまい、倦怠感、息切れ[低血圧、徐脈]
  • 気を失う[失神]
  • 気を失う、めまい[房室ブロック]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1〜30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。