くすりのしおり

外用剤
2017年6月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ラタチモ配合点眼液「センジュ」
 主成分:
ラタノプロスト                          チモロールマレイン酸塩(Latanoprost Timololmalea)
 剤形:
無色澄明の点眼剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

目の中の液(房水)の産生を抑制し、房水流出経路からの流出を促進することにより、眼圧を下げます。
通常、緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。気管支喘息またはその既往歴、気管支痙攣、慢性閉塞性肺疾患、心不全、洞性徐脈、房室ブロック、心原性ショック、糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、糖尿病、眼内炎(虹彩炎、ぶどう膜炎)、ヘルペスウイルスが潜在している可能性がある。無水晶体眼または眼内レンズ挿入眼である。コンタクトレンズを使用している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1回1滴を1日1回点眼します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 頻繁に点眼すると眼圧を下げる作用が弱まる可能性がありますので、1日1回を超えて点眼しないでください。
  • 点眼前に石けんで手をきれいに洗ってください。原則として仰向けの状態になって、容器の先端が直接目にふれないように点眼してください。点眼後は、目を1〜5分間静かに閉じ、目がしらを軽く押さえてください。目の周りに目薬がついていると、目の周りが黒ずんだり、まつげが長く、太くなったりすることがあるため、すぐにぬらしたガーゼやティッシュなどでよくふき取るか、目を閉じて洗顔してください。他の目薬も使う場合は、5分以上の間隔をあけて点眼してください。
  • コンタクトレンズが変色することがあるので、コンタクトレンズをつけている場合には、レンズをはずしてから点眼し、15分以上経過してからレンズをつけてください。
  • 点眼し忘れた場合は、その日のうちに気づいた場合は、すぐ1回1滴を点眼してください。翌日に気づいた場合には、前日の分は点眼せず、1回1滴を1日1回点眼してください。1回に2滴点眼したり、1日に2回点眼したりしないでください。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

  • 点眼により、虹彩色素沈着があらわれ、徐々に増加し、中止により停止しますが、点眼した目と他の目で色調に差が生じる可能性がありますので、気づいた場合は医師に相談してください。
  • 点眼後、一時的に目がかすむことがありますので、症状が回復するまでは機械の操作や自動車などの運転は行わないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、眼刺激、点状表層角膜炎、結膜充血、角膜炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 瞳の色に変化が見られる[虹彩色素沈着]
  • 眼の異物感、眼痛、結膜充血[眼類天疱瘡]
  • 息切れ、息苦しい、喘鳴(ヒューヒュー音)[気管支痙攣、呼吸困難、呼吸不全]
  • 呼吸困難、意識消失、立ちくらみ[心ブロック、心不全、心停止、脳虚血、脳血管障害]
  • 全身倦怠感、発熱、紅斑ができ日光で悪化する[全身性エリテマトーデス]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 5mL用点眼容器に2.5mLの液が入っていますので、液の量が少なく見えます。
  • 添付の遮光袋に入れ、乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光を避けて保管してださい。
  • 開封前は2〜8℃で保存してください。
  • 開封後は、室温(1〜30℃)に保存してください。
  • 開封後4週間経過した場合は残液を使用しないでください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 他の容器に入れ替えないでください(誤用の原因になったり、品質が変わります)。
  • 容器に他のものを入れて使用しないでください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。