くすりのしおり

内服剤
2017年3月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ノベルジン錠25mg[ウィルソン病(肝レンズ核変性症)]
 主成分:
酢酸亜鉛水和物(Zinc acetate hydrate)
 剤形:
白色の錠剤、直径6.5mm、厚さ3.2mm
 シート記載:
(表)ノベルジン25mg、NPC97、(裏)NOBELZIN25mg、ノベルジン25mg

この薬の作用と効果について

腸管細胞で金属キレート作用を持つメタロチオネインの生成を誘導し、食物中などの銅を腸管粘膜上皮細胞で結合し、銅の門脈循環中への移行を阻害し、銅の吸収を阻害します。メタロチオネインと結合した銅は、吸収されず糞便中に排泄されます。
通常、ウィルソン病(肝レンズ核変性症)の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 成人:通常、1回2錠(亜鉛として50mg)を1日3回、食前1時間以上または食後2時間以上あけて服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、最大量は1回2錠(50mg)を1日5回〔1日10錠(250mg)〕服用までとされています。
    6
    歳以上の小児:通常、1回1錠(25mg)を1日3回、食前1時間以上または食後2時間以上あけて服用します。
    1
    歳以上6歳未満の小児:通常、1回1錠(25mg)を1日2回、食前1時間以上または食後2時間以上あけて服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • キレート剤を併用する場合には、両薬剤を1時間以上あけて服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 食物により薬の効果が遅延するおそれがありますので、食前1時間以上または食後2時間以上あけて服用してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、胃不快感、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、口内炎、肝腫大(右季肋部の圧迫感)、膀胱炎、麦粒腫、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 立ちくらみ、歩きにくい[銅欠乏症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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