くすりのしおり

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
オルプロリクス静注用2000
 主成分:
エフトレノナコグアルファ遺伝子組換え(Eftrenonacog Alfa Genetical Recombination)
 剤形:
白色〜灰白色の凍結乾燥した注射用剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

血液凝固第IX因子を補うことにより、出血傾向を抑えます。
通常、血液凝固第IX因子が欠乏している人の出血傾向の抑制に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝疾患、術後、血栓塞栓性事象のリスク、線維素溶解の徴候または播種性血管内凝固症候群(DIC)がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に注射します。通常、1回50国際単位/kgを数分かけて緩徐に静脈内に注射しますが、状態により適宜増減されます。定期的に使用する場合は通常、50国際単位/kgを週1回、または100国際単位/kgを10日に1回から開始します。以降の使用量および使用間隔は状態に応じて適宜調節しますが、1回の使用量は体重1kg当たり100国際単位を超えないでください。本剤は1バイアル中に主成分2,000国際単位を含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 溶解後6時間以内に使用してください。
  • 使用者(患者)が希望した場合には、本人が一定の基準を満たしていることを担当の医師が確認した後自己投与(自己注射)を行うことができます。
  • 自分自身または家族に注射してもらうときの詳しい使用方法は、「オルプロリクスの溶解方法」を参照してください。医師の説明を十分に聞いて、理解できないところがあれば、そのままにしないで必ず医師に相談してください。
  • 注射し忘れた場合は医師や薬剤師、看護師に相談してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く注射した場合は医師や薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、頭痛、口の錯感覚などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 蕁麻疹、寒気、血管浮腫[ショック、アナフィラキシー関連事象]
  • 足の痛み・むくみ、呼吸困難、激しい頭痛[血栓塞栓症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。光、凍結を避け冷蔵庫で保管することが望ましいですが、室温(30℃まで)で保管することもできます。その場合は薬の使用期限を超えない範囲で6ヵ月以内に使用し、再び冷蔵庫に戻さないでください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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