くすりのしおり

内服剤
2017年5月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ジャカビ錠10mg[骨髄線維症]
 主成分:
ルキソリチニブリン酸塩(Ruxolitinib Phosphate)
 剤形:
白色の錠剤、直径9.3mm、厚さ4.5mm
 シート記載:
ジャカビ10mg、JAKAVI10mg、NVR L10

この薬の作用と効果について

骨髄線維症にかかわるたんぱく質(ヤヌスキナーゼ)の働きを選択的に阻害することにより、骨髄線維症による脾臓の腫れ(脾腫)を縮小します。
通常、骨髄線維症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症にかかっている。結核や肝炎にかかったことがある。
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人はルキソリチニブとして1回に5〜25mgの範囲で1日2回、12時間毎を目安に服用します。なお、症状により適宜増減されます。本剤は1錠中にルキソリチニブ10mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気づいてもすぐに服用せず、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • この薬を飲んでいると感染症にかかりやすくなる可能性があります。まめに手洗い、うがいをして清潔にするようこころがけてください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む健康食品を飲むと、この薬の作用が弱くなることがあるので、避けてください。
  • 動物実験で毒性が報告されていますので、妊娠が可能な場合、この薬を服用している間は、避妊をするようにしてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、貧血、下痢、疲労、体重増加などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 貧血症状、発熱、出血傾向[骨髄抑制]
  • かぜのような症状、倦怠感、嘔吐[感染症]
  • 意識・記憶・言語障害、ふらつき、けいれん[進行性多巣性白質脳症]
  • 全身倦怠感、食欲不振、吐き気[肝機能障害]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺疾患]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。