くすりのしおり

注射剤
2017年3月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
イムノマックス‐γ注50
 主成分:
インターフェロン ガンマ-1a(遺伝子組換え)(Interferon gamma-1a (Genetical recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

がん細胞に直接的に作用して細胞が増えるのを抑えます。また、リンパ球に作用して体の免疫力を高めることで、免疫反応を介して間接的にがん細胞へ傷害を与えます。
通常、腎がんの治療、慢性肉芽腫症にともなう重症感染の頻度と重篤度の軽減、菌状息肉症およびセザリー症候群の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬やワクチンを使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 腎がん(連日使用):通常、成人は1日1回連日、点滴で静脈内に注射します。
    腎がん(間欠使用):通常、成人は1日1回5日間、点滴で静脈内に注射して、9日間休薬します。これを2回繰り返した後、1日1回隔日3回、点滴で静脈内に注射して、9日間休薬します。これを2回以上繰り返します。
    慢性肉芽腫症にともなう重症感染の頻度と重篤度の軽減:通常、1日1回週に1〜3回、皮下に注射します。
    菌状息肉症、セザリー症候群:通常、成人は1日1回週に5回、点滴で静脈内に注射します。
  • 症状を見ながら、使用期間を決めていきます。具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、インフルエンザ様症状(発熱、寒気・戦慄、倦怠感)、食欲不振、吐き気、嘔吐、発熱、顔面潮紅、かゆみ、蕁麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 気分が憂うつでやる気がしない、不安、不眠、倦怠感[重篤なうつ状態]
  • むくみ、息切れ、咳[心不全]
  • のどの痛み、発熱、鼻血や歯ぐきの出血、倦怠感、めまい[白血球減少、血小板減少、汎血球減少]
  • 口渇、多飲、多尿[糖尿病]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 「ご家族の方へ」患者さんに重篤なうつ状態があらわれることがありますので、不眠や不安などがあらわれた場合には直ちに医師に連絡してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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