くすりのしおり

内服剤
2017年1月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
プレジコビックス配合錠
 主成分:
ダルナビル エタノール付加物(Darunavir ethanolate)
コビシスタット(Cobicistat)
 剤形:
ピンク色の錠剤、長径23.0mm、短径11.5mm、厚さ8.7mm
 シート記載:

この薬の作用と効果について

HIV-1プロテアーゼの活性を阻害することによりヒト免疫不全ウイルス(HIV)の増殖を抑制し、病気の進行を遅らせます。
通常、他の抗HIV薬と併用し、治療経験のないHIV感染症、あるいは抗HIV薬で治療経験がありダルナビルの耐性がないHIV感染症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害、血友病および出血傾向がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠を1日1回必ず他の抗HIV薬と併用して、食事中または食直後に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れると効き目がなくなるおそれがあるために飲み忘れないことが大切です。飲み忘れに気付いた時は、飲む予定であった時間から12時間以内であれば食事とともに直ちに本剤を服用し、翌日以降は予定通り服用してください。12時間を超えたときは当日分は服用せず、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • この薬はHIV感染症の根治療法薬ではありません。薬を飲んでいても、病気が進行する可能性がありますので、身体状況の変化については全て医師に報告してください。
  • 服用前および服用中に腎臓の働きを調べることがあります。
  • めまいがおこることがありますので、自動車の運転や危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)は薬の血中濃度を下げ、効果が減弱するおそれがあるので、セイヨウオトギリソウ含有食品を避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、吐き気、発疹、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 高熱(38℃以上)、眼の充血、口や唇のただれ、赤い発疹[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症]
  • 体がだるい、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 激しい上腹部の痛み、腰背部の痛み、吐き気[急性膵炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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