くすりのしおり

内服剤
2016年11月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
10%アプレゾリン散「SUN」
 主成分:
ヒドララジン塩酸塩(Hydralazine hydrochloride)
 剤形:
白色〜帯黄白色の散剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

末梢細動脈の血管平滑筋に直接作用し、血管を拡張して血圧を下げます。
通常、本態性高血圧症、妊娠高血圧症候群による高血圧症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。虚血性心疾患、心不全、頻脈、解離性大動脈瘤、脳出血急性期
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回0.1g(主成分として10mg)を1日3〜4回から服用し始め、血圧をみながら徐々に増量されます。維持量は、通常成人1回0.2〜0.5g(20〜50mg)、1日0.3〜2g(30〜200mg)です。年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が3時間以内の場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 血圧が低下することにより、めまいなどが起こることがありますので、車の運転や危険を伴う機械の操作には注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、頭痛、眠気、末梢神経障害、頻脈、動悸、胸痛、吐き気・嘔吐、排尿困難、顔面潮紅、浮腫、紫斑、発疹、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 紅斑、発熱、関節や胸の痛み[SLE(全身性エリテマトーデス)様症状]
  • 食欲不振、全身倦怠感、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる)[劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 咳、横になっているより座る方が呼吸が楽、手足のむくみ[うっ血性心不全]
  • 胸痛、胸の圧迫感、冷汗[狭心症発作誘発]
  • 尿量減少、手足のむくみ、食欲不振[急性腎不全]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。