くすりのしおり

注射剤
2017年9月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
オプジーボ点滴静注100mg[再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫]
 主成分:
ニボルマブ(遺伝子組換え)(Nivolumab (genetical recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

PD-1受容体を介したがん細胞とT細胞(免疫細胞)の結合を阻害して、T細胞の活性化を促すことで、がんに対する免疫反応を亢進させ、抗腫瘍効果を示します。
通常、再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。自己免疫疾患またはその既往歴がある、間質性肺疾患またはその既往歴がある、臓器移植歴(造血幹細胞移植歴を含む)がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は2週間に1回、静脈内に点滴します。
  • 通常、1回あたり1時間以上かけて静脈内に点滴します。
  • 具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発熱、かゆみ、発疹、甲状腺機能低下症、疲労、倦怠感、筋肉痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺疾患]
  • 筋力低下、眼瞼下垂、呼吸困難、嚥下障害、筋肉の痛み、動悸、胸痛[重症筋無力症、心筋炎、筋炎、横紋筋融解症]
  • 持続する下痢、腹痛、血便[大腸炎、重度の下痢]
  • 口渇、吐き気、嘔吐、全身倦怠感、多尿[1型糖尿病]
  • 鼻血、歯ぐきの出血、皮下出血[免疫性血小板減少性紫斑病]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる、上腹部、特に右季肋部の痛み、かゆみ[肝機能障害、肝炎、硬化性胆管炎]
  • 全身倦怠感、むくみ、発汗、体重減少[甲状腺機能障害]
  • まひ、下半身が動かない、手足のしびれ、手足の痛み[神経障害]
  • 尿量減少、顔のむくみ、眼がはれぼったい、頭痛[腎障害]
  • 全身倦怠感、意識がうすれる、嘔吐、食欲不振、低血圧[副腎障害]
  • 発熱、頭痛、嘔吐[脳炎]
  • 全身の赤い斑点と破れやすい水ぶくれ、赤い発疹、中央にむくみをともなった赤い斑点、発熱[重度の皮膚障害]
  • むくみ、熱感、局所の痛み[静脈血栓塞栓症]
  • 呼吸困難、意識障害、まぶた・唇・舌のはれ、発熱[インフュージョン・リアクション(薬剤注入に伴う反応)]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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