くすりのしおり

内服剤
2016年6月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ボリコナゾール錠200mg「JG」
 主成分:
ボリコナゾール(Voriconazole)
 剤形:
白色の錠剤、長径14.1mm、短径7.1mm、厚さ4.7mm
 シート記載:
(表) ボリコナゾール200「JG」、ボリコナゾール、200、200「JG」
(裏) Voriconazole200、ボリコナゾール錠200mg「JG」、200

この薬の作用と効果について

真菌(カビの一種)の細胞膜成分の生合成を阻害することにより、抗真菌作用を示します。
通常、重症・難治性の真菌感染症(アスペルギルス症、カンジダ症、クリプトコックス症など)の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能が低下している。不整脈がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 成人(体重40kg以上):通常、初日は1回主成分として300mgを1日2回、2日目以降は1回150mgまたは1錠(主成分として200mg)を1日2回食間に服用します。治療を受ける疾患や症状により、または効果不十分な場合は増量されることがありますが、初日服用量は1回2錠(400mg)1日2回、2日目以降服用量は1回300mg1日2回を超えることはありません。
    成人(体重40kg未満)
    :通常、初日は1回主成分として150mgを1日2回、2日目以降は1回100mgを1日2回食間に服用します。治療を受ける疾患や症状により、または効果不十分な場合は増量されることがありますが、2日目以降服用量は1回150mg1日2回を超えることはありません。
    本剤は1錠中に主成分を200mg含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分を飲まないで、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • まぶしく見える、目がかすむ、ものが見えにくいなどがあらわれ、服用中止後も症状が持続することがありますので、これらの症状が回復するまでは車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないでください。
  • 光線過敏性反応(光にあたった部分が赤くなるなど)があらわれることがありますので、服用中は長袖の衣服、帽子などの着用により日光の照射を避け、日焼け止め効果の高いサンスクリーンの使用により紫外線の照射を避けてください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む食品などは、薬の作用に影響を与えることがありますので、取らないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、羞明(まぶしい)、視覚障害、はきけ、頭痛、霧視(目がかすむ)、食欲不振、不眠などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面蒼白、冷汗、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー]
  • 紅斑、びらん、発熱[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や粘膜などの黄染(黄色くなる)[肝障害]
  • 胸痛、動悸、息切れ[心電図QT延長、心室頻拍、心室細動、不整脈、完全房室ブロック]
  • 咳、息苦しさ、全身のむくみ[心不全]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。