くすりのしおり

内服剤
2017年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ビムパット錠100mg
 主成分:
ラコサミド(Lacosamide)
 剤形:
濃黄色の錠剤、長径約13.1mm、短径約6.1mm、厚さ約4.1mm
 シート記載:
(表)ビムパット 100mg SP100、(裏)Vimpat 100mg、ビムパット 100mg

この薬の作用と効果について

脳内の神経の過剰な興奮を抑えて安定化させることによって、てんかんの発作を抑制します。
通常、てんかんの部分発作の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回主成分として50mgを1日2回服用より開始し、その後1週間以上の間隔をあけて増量され、維持用量は1回100mgを1日2回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として100mg以下ずつ行われます。1日の最高用量は400mgまでです。本剤は1錠中に主成分100mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 服用中は、浮動性めまい、霧視、眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下などがあらわれることがありますので、自動車の運転など、危険を伴う機械の操作はしないでください。
  • 心臓に障害のある患者さん、脈を遅くする作用をもつ薬などを使用している患者さんは、この薬の使用中、心電図検査を行うことがあります。その場合には、指定された日時に検査を受けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、浮動性めまい、疲労、傾眠、頭痛、嘔吐、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 脈拍の異常、息切れ、気を失う[房室ブロック、徐脈、失神]
  • 発熱、紅斑、水疱・びらん[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 発疹、発熱、リンパ節の膨大[薬剤性過敏症症候群]
  • のどの痛み、頭痛、筋肉痛[無顆粒球症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。