くすりのしおり

内服剤
2016年8月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ヘマンジオルシロップ小児用0.375%
 主成分:
プロプラノロール塩酸塩(Propranolol hydrochloride)
 剤形:
無色〜淡黄色澄明のシロップ剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

β受容体遮断作用により乳児血管腫の血管を収縮させるとともに細胞増殖と血管新生を抑制し、アポトーシスを誘導します。
通常、乳児血管腫の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。喘息、気管支痙攣、低血糖、心臓疾患、低血圧、末梢循環障害、褐色細胞腫がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、主成分として1日1mg/kg〜3mg/kgを2回に分け、空腹時を避けて服用します。服用は1日1mg/kgから開始し、2日以上の間隔をあけて1mg/kgずつ増量し、1日3mg/kgで維持します。状態により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 1日服用量を2回に分け、9時間以上あけて服用します。低血糖を起こすおそれがあるため、授乳中・食事中または直後に服用します。食事をしていない、または嘔吐している場合は服用しないでください。
  • 瓶は使用前に振らないでください。
  • 飲み忘れた場合は、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 授乳者(母親)が薬を服用していて母乳を与える場合、種類によっては薬が母乳へ移行することがありますので、お子さまがこの薬を服用すると相互作用を起こす可能性があります。授乳者が薬を服用する時には医師または薬剤師に相談してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、末梢冷感、中期不眠症、睡眠障害、悪夢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷や汗、手足の震え、頻脈[低血糖]
  • 脱力感、脈がとぶ、意識障害[低血圧、徐脈、房室ブロック]
  • 吐き気、嘔吐、脱力感[高カリウム血症]
  • 咳、呼吸困難、喘鳴[気管支痙攣]
  • 突然の高熱、震え、さむけ[無顆粒球症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光を避けて室温(1〜30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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