くすりのしおり

自己注射
2017年9月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ルミセフ皮下注210mgシリンジ
 主成分:
ブロダルマブ(遺伝子組換え)(Brodalumab (genetical recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

インターロイキン(IL)-17受容体Aと選択的に結合し、IL-17の働きを抑えることで、乾癬の症状を改善します。
通常、既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症または感染症の疑い、活動性結核または結核の既往がある。うつ病・うつ状態またはその既往がある。自殺念慮(衝動的に自殺を考える)・自殺企図(自殺を企てる)の既往がある。活動期のクローン病、生ワクチンの接種予定がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1シリンジ(主成分として210mg)を、初回、1週後、2週後に皮下に注射し、以降、2週間の間隔で皮下に注射します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 治療開始後、適切に注射できると医師が判断した場合は、自己注射が可能です。
  • 効果をみながら長期間使用する場合があります。
  • 室温に戻してから使用してください。
  • 皮膚が敏感な部位、皮膚に異常がある部位〔傷、発赤、硬化、肥厚、落屑(表皮がはがれ落ちる)などの部位〕、乾癬の部位には注射しないでください。
  • 注射部位は大腿部(太もも)、腹部または上腕部(二の腕)です。注射部位は毎回変えて(前回の注射部位から少なくとも3cm離れた部位に)注射してください。
  • 皮下注射をした場所はもまないようにしてください。
  • 注射するのを忘れたり予定日に注射できなかった場合は、医師に相談してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く注射した場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。

生活上の注意

  • この薬を使用している間は結核などの感染に注意する必要があるため、定期的に胸部X線検査などの検査を行います。また、結核を疑う症状(持続する咳、体重の減少、発熱など)があらわれた場合には、すみやかに医師に連絡してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、上気道感染、鼻咽頭炎、頭痛、関節痛、かゆみ、疲労、口腔カンジダ症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • からだがだるい、発熱、嘔吐[重篤な感染症]
  • 発熱、のどの痛み[好中球数減少]
  • じんましん、ふらつき、息苦しい[重篤な過敏症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、凍結を避けて、2〜8℃で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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