くすりのしおり

自己注射剤
2017年11月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アディノベイト静注用1000
 主成分:
ルリオクトコグ アルファ ぺゴル(遺伝子組換え)(Rurioctocog alfa pegol (genetical recombination))
 剤形:
白色の凍結乾燥した注射用剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

血液凝固第VIII因子であり、出血傾向を抑えます。
通常、血液中の血液凝固第VIII因子が欠乏している人(血友病A)の出血傾向の抑制に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 添付の溶解液5mLで溶解し、静脈内に1分間に10mLを超えないスピードでゆっくりと注射します。(製剤1本に対して30秒以上かけて注射してください。)通常、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を使用しますが、患者の状態により適宜増減されます。定期的に注射する場合、通常、成人および12歳以上の小児は、1回体重1kg当たり40〜50国際単位を週2回使用しますが、患者の状態により1回体重1kg当たり60国際単位に増量されることがあります。12歳未満の小児は、1回体重1kg当たり40〜60国際単位を週2回使用しますが、患者の状態により1回体重1kg当たり80国際単位を超えない範囲で増量されることがあります。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 一度溶かした薬は室温にて3時間以内に使用してください。3時間以内に使用しない場合は、廃棄してください。また、溶かした薬がにごっている場合や、沈殿をみつけた場合には、使用しないでください。
  • 使用者(患者)が希望した場合には、本人が一定の基準を満たしていることを担当の医師が確認した後、自己投与(自己注射)を行うことができます。
  • 注射し忘れた場合は医師や薬剤師、看護師に相談してください。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。
  • 誤って多く注射した場合は医師や薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、頭痛、じんましんが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • じんましん、寒気、血管浮腫[ショック、アナフィラキシー]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 自宅などで保管する場合、薬は冷蔵庫で保存することが望ましいですが、室温(1-30℃)で保存することもできます。その場合は薬の使用期限を超えない範囲で3ヵ月以内に使用し、再び冷蔵庫に戻さないでください。
  • 乳幼児、小児の手の届かない場所に保存してください。
  • 使用済みの医療機器などの廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。