くすりのしおり

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
マラロン小児用配合錠
 主成分:
アトバコン
プログアニル塩酸塩(Atovaquone
Proguanil hydrochloride)
 剤形:
淡紅白色の錠剤、直径7.5mm、厚さ3.0mm
 シート記載:
識別コード GX CG7

この薬の作用と効果について

アトバコンとプログアニル塩酸塩の配合剤であり、それぞれの薬剤がマラリア原虫の核酸の複製に必要なピリミジン、チミジル酸の生合成を異なる経路で阻害することで、抗マラリア原虫活性を示します。
通常、マラリアの治療と予防に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 治療:通常、小児は体重に応じて1回2錠〜3錠を1日1回3日間、食後に服用します。体重別の服用量は、5〜8kgでは2錠、9〜10kgでは3錠です。体重11kgを超える小児にはマラロン配合錠が使用されます。
    予防:通常、小児は体重に応じて1回1錠〜3錠を1日1回、マラリア流行地域到着24〜48時間前より開始し、流行地域滞在中および流行地域を離れた後7日間、毎日食後に服用します。体重別の服用量は、11〜20kgでは1錠、21〜30kgでは2錠、31〜40kgでは3錠です。体重40kgを超える小児にはマラロン配合錠が使用されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 空腹時の服用は避け、毎日同じ時刻に、食後または乳製品とともに服用すること。
  • 服用後1時間以内に嘔吐した場合には、1回分を再度服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、できるだけ早く1回分の量を服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • マラリア流行地域に滞在中、あるいは流行地域を離れた後に、原因不明の発熱があった場合には、速やかに医療機関を受診してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、腹痛、吐き気、嘔吐、頭痛、下痢、肝機能異常、蕁麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、紅斑、口腔粘膜などの痛みを伴った粘膜疹[皮膚粘膜眼症候群、多型紅斑]
  • 食欲不振、全身倦怠感、嘔吐、上腹部痛、黄疸、褐色尿[重度の肝機能障害、肝炎、胆汁うっ滞]
  • 呼吸困難、蕁麻疹、紅潮、目や口唇周囲の腫れ、冷汗、意識障害[アナフィラキシー]
  • 全身倦怠感、頭痛、のどの痛み[汎血球減少症などの血液障害]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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