くすりのしおり

自己注射剤
2016年5月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
リクスビス静注用3000
 主成分:
ノナコグ ガンマ(遺伝子組換え)(Nonacog gamma (genetical recombination))
 剤形:
白色の粉末または塊の注射用剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

血液凝固第IX因子を補うことにより、出血傾向を抑えます。
通常、血友病B(血液凝固第IX因子欠乏症)による出血傾向の抑制に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝疾患、術後、血栓塞栓性事象のリスク、線維素溶解の徴候または播種性血管内凝固症候群(DIC)がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1回の注射で体重1kgあたり50国際単位を1分間に10mLをこえない速度で緩徐に静脈内に注射しますが、状態により適宜増減されます。定期的に注射する場合、通常、1回の注射で体重1kgあたり40〜75国際単位を週2回使用します。12歳未満であった場合、1回の注射で体重1kgあたり40〜80国際単位を週2回使用します。必ず指示された方法に従ってください。
  • 溶解後3時間以内に使用してください。
  • 使用者(患者)が希望した場合には、本人が一定の基準を満たしていることを担当の医師が確認した後、自己投与(自己注射)を行うことができます。
  • 注射し忘れた場合は医師や薬剤師、看護師に相談してください。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。
  • 誤って多く注射した場合は医師や薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、味覚異常、出血性貧血、四肢痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • じんましん、動悸(どうき)、息切れ[ショック、アナフィラキシー]
  • 心筋梗塞(安静にしても20分以上継続する激しい痛み、冷汗、吐き気)、脳梗塞(片足の手足がしびれる、足がもつれる、手足に力が入らない、ろれつがまわらない、言葉がとっさに出てこない、ものが見えにくい)、深部静脈血栓症(下肢がはれる、下肢に熱感や疼痛がある)[血栓塞栓症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、凍結を避け、2〜8℃で保存してください。
  • 使用者(患者)が家庭で保管する場合においては、冷蔵庫内で保存することが望ましいものの、室温(30℃以下)で保存することもできます。室温で保存した場合には、使用期限を超えない範囲で6ヵ月以内に使用し、再び冷蔵庫に戻さないようにしてください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。