くすりのしおり

外用剤
2016年1月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ウトロゲスタン腟用カプセル200mg
 主成分:
プロゲステロン(Progesterone)
 剤形:
淡黄色の楕円球状腟用カプセル剤、長径14.5mm、短径8.6mm
 シート記載:
ウトロゲスタン腟用カプセル200mg、のまないこと、FJ69

この薬の作用と効果について

黄体ホルモン剤と呼ばれるグループに属する薬であり、子宮内膜に作用して受精卵が着床しやすくし、妊娠を維持します。
通常、生殖補助医療における黄体ホルモン補充療法に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。性器出血、繋留流産(胎児が子宮内で死亡し子宮内に停滞)または子宮外妊娠、肝機能障害、乳癌または生殖器癌の既往歴またはその疑いがある、血栓塞栓症あるいは血栓性静脈炎または既往歴、ポルフィリン症(酵素の異常によりポルフィリンが体内に過剰に蓄積する病気)、てんかん・うつ病または既往歴、片頭痛・喘息または既往歴、心機能障害、腎機能障害、糖尿病
  • 授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1回1カプセル(主成分として200mg)を1日3回、胚移植2〜7日前から、清潔に洗浄した手で腟深部に入れます。妊娠が確認できた場合は、胚移植後9週(妊娠11週)まで使用を継続します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 飲み薬ではありませんので、飲まないでください。
  • 使い忘れた場合、担当の医師または薬剤師の指示に従ってください。通常、使い忘れた場合、気が付いた時にすぐに1回分を使用してください。ただし、次の使用時間が近い場合は1回分をとばして、次の時間に1回分を使用してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

  • この薬を中止した後に、不安や気分の変化などを引き起こす可能性がありますので注意してください。
  • 眠気、めまいなどが起こることがありますので、自動車の運転や機械の操作は注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、卵巣過剰刺激症候群(下腹部痛、お腹の張り、吐き気)、外陰腟部のかゆみ、不正子宮出血、性器出血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • ふくらはぎの痛み・腫れ、手足のしびれ、鋭い胸の痛み[血栓症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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