くすりのしおり

内服剤
2016年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
イグザレルト錠15mg[深部静脈血栓症および肺血栓塞栓症の治療および再発抑制]
 主成分:
リバーロキサバン(Rivaroxaban)
 剤形:
赤色の錠剤、直径6mm、厚さ2.8mm
 シート記載:
(表)イグザレルト15mg、▽15(裏)Xarelto 15mg

この薬の作用と効果について

血液凝固第Xa因子を阻害することで、血液が固まる働きを抑えます。血液が固まりやすくなっている状態を改善し、血栓が血管に詰まって生じる疾患(血栓塞栓症)を治療または予防します。
通常、深部静脈血栓症および肺血栓塞栓症の治療および再発抑制に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(頭蓋内出血、消化管出血など)。肝障害がある。腎障害がある。急性細菌性心内膜炎がある。出血する危険性が高い(消化管潰瘍発症後日が浅い、頭蓋内出血発症後日が浅い、脳脊髄や眼の手術後日が浅い、胃潰瘍や十二指腸潰瘍がある、気管支拡張症または肺出血の既往がある、悪性腫瘍がある、高血圧症があるなど)。出血しやすい。血が止まりにくい。低体重
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は、最初の3週間は主成分として1回15mgを1日2回食後に服用し、それ以降は1回15mgを1日1回服用します。本剤は1錠中に主成分15mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 最初の3週間(1回1錠を1日2回服用時)で飲み忘れた場合は、気づいた時点ですぐに1回分を飲んでください。次の服用時に前回の飲み忘れに気付いたら、一度に2回分を飲んでください。次の日からは1回1錠を1日2回飲んでください。
    最初の3週間以降(1回1錠を1日1回服用時)で飲み忘れた場合は、気づいた時点ですぐに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間まで12時間以上空けてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 歯の治療、内視鏡検査や手術などを受ける場合には、必ず事前にこの薬を服用中であることを医師に伝えてください。他の医療機関で治療を受ける場合や、薬局などで他の薬を購入する場合には、この薬を服用中であることを、医師、薬剤師に伝えてください。
  • この薬を服用中は、けがをしないように注意してください。出血した場合、血が止まりにくくなっています。出血が長引く場合やけがの範囲が大きい場合は、すぐに医師に連絡してください。特に最初の3週間(1日2回1錠ずつ服用時)は注意してください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)はこの薬の作用を弱めますので、これを含む食品は控えてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、皮下出血、鼻血、血便などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 吐き気、嘔吐、頭痛[出血(消化管出血、頭蓋内出血など)]
  • 吐き気、からだがだるい、白目や皮膚が黄色くなる[肝機能障害・黄疸]
  • せき、血の混じった痰、息苦しい、息切れ、発熱[間質性肺疾患]
  • 鼻血、歯ぐきの出血、あおあざがでる、皮下出血、出血が止まりにくい[血小板減少]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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