くすりのしおり

内服剤
2015年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
クラビット錠250mg
 主成分:
レボフロキサシン水和物(Levofloxacin hydrate)
 剤形:
黄色の楕円形の錠剤、長径13.7mm、短径6.6mm
 シート記載:
クラビット250mg、Cravit250mg、抗菌剤です

この薬の作用と効果について

ニューキノロン系経口抗菌製剤で、感染時に細菌などのDNA複製を阻害し、殺菌作用を示します。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科感染症、眼科感染症、耳鼻科感染症、歯科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能障害、心疾患(不整脈、虚血性心疾患など)、てんかんなどの痙攣性疾患または既往歴がある。重症筋無力症。小児。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回2錠(主成分として500mg)を1日1回服用しますが、感染症の種類および症状により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。肺結核およびその他の結核症については、原則として他の抗結核薬と併用されます。
    腸チフス、パラチフス:通常、成人は1回2錠(主成分として500mg)を1日1回、14日間服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 意識障害などがあらわれることがありますので、自動車の運転など、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、不眠、めまい、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、腹部不快感、腹痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 紅斑、悪寒、呼吸困難、顔面蒼白、冷汗[ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、紅斑、水疱、びらん[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 筋肉が発作的に収縮する[痙攣]
  • 動悸がする、胸が痛い、胸の不快感がする[QT延長、心室頻拍(Torsades de pointesを含む)]
  • 発熱、全身倦怠感、尿量減少、手足や顔のむくみ[急性腎不全、間質性腎炎]
  • 嘔気・嘔吐、食欲不振、倦怠感、そう痒、皮膚や白目が黄色くなる[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、のどの痛み、全身倦怠感、出血傾向(歯ぐきの出血、鼻血、皮下出血など)[汎血球減少症、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎、好酸球性肺炎]
  • 腹痛、頻回の下痢、吐き気[偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 発汗、動悸、脱力感[低血糖]
  • 腱周辺の痛み、浮腫[アキレス腱炎、腱断裂などの腱障害]
  • 考えがまとまらない、時間や場所などが理解できない、話の筋や行動がまとまらない[錯乱、せん妄、抑うつなどの精神症状]
  • 発熱、関節痛、紫斑[過敏性血管炎]
  • 手足の筋力の低下[重症筋無力症の悪化]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。