くすりのしおり

内服剤
2015年9月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
プラケニル錠200mg
 主成分:
ヒドロキシクロロキン硫酸塩(Hydroxychloroquine sulfate)
 剤形:
白色の錠剤、長径12.9mm、短径6.2mm
 シート記載:
プラケニル200mg

この薬の作用と効果について

本剤は、主にリソソーム内へのヒドロキシクロロキンの蓄積によるpHの変化とそれに伴うリソソーム内の種々の機能の抑制により、全身性エリテマトーデスおよび限局的な皮膚症状のみを有する皮膚エリテマトーデス患者の皮膚症状の改善ならびに、全身性エリテマトーデス患者の倦怠感などの全身症状および筋骨格系症状を改善します。
通常、皮膚エリトマトーデス、全身性エリテマトーデスの治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
    網膜症(ただし、SLE網膜症を除く)あるいは黄斑症またはそれらの既往歴がある。
    6歳未満の幼児。
  • 妊娠または授乳中。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、ヒドロキシクロロキン硫酸塩として200mg又は400 mgを1日1回食後に服用投与します。ただし、1日の服用量は下記の理想体重に基づく用量です。 
    女性患者の理想体重(kg)=(身長(cm)−100)×0.85 
    男性患者の理想体重(kg)=(身長(cm)−100)×0.9
    理想体重が31kg以上46kg未満の場合、1日1回1錠(200mg)を服用します。
    理想体重が46kg以上62kg未満の場合、1日1回1錠(200mg)と1日1回2錠(400mg)を1日おきに服用します。
    理想体重が62kg以上の場合、1日1回2錠(400mg)を服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回とばして、次の服薬スケジュール通りに飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眼障害が現れることがありますので、定期的な眼科検診を受けてください。
  • めまい、意識障害などの低血糖症状が現れることがあります。そのような場合には医師にご相談ください。
  • 自動車の運転など危険を伴う機械の操作や高所での作業などに注意してください。
  • 視調節障害、霧視などの視覚異常や低血糖症状があらわれることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作や高所での作業などに注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、頭痛、中毒性皮疹および蜂巣炎(寒気、高熱)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 霧視、色覚障害、視野狭窄[網膜症、黄斑症、黄斑変性]
  • 水疱、皮疹、皮膚潰瘍[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、紅皮症(剥脱性皮膚炎)、薬剤性過敏症症候群、急性汎発性発疹性膿疱症]
  • 発熱、悪寒、感染症[骨髄抑制 (血小板減少症、無顆粒球症、白血球減少症、再生不良性貧血)]
  • 筋力低下、倦怠感 [ミオパチー、ニューロミオパチー]
  • 脱力感、高度の空腹感、発汗[低血糖]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

メールマガジン