くすりのしおり

自己注射
2015年9月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
トルリシティ皮下注0.75mgアテオス
 主成分:
デュラグルチド(遺伝子組換え)(Dulaglutide(genetical recombination))
 剤形:
無色澄明の注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

週1回の使用で効果が持続するように製剤的な工夫をしたグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬とよばれる薬です。膵臓のGLP-1受容体に働いて、血糖値が高くなるとインスリンの分泌を促して血糖値を下げます。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病がある。重症感染症、手術などの緊急の場合
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は、1回0.75mgを1週間に1回皮下注射します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 週1回、同じ曜日に注射してください。
  • 腹部、大腿部または上腕部のいずれかに皮下注射します。同じ部位の中で注射する場合は、毎回注射する場所を変えてください。
  • 注射を開始する前に添付されている取扱説明書を必ず読んでください。
  • 注射をし忘れた場合は、次の注射予定日までの期間が3日間(72時間)以上であれば、気づいた時点ですぐに注射し、その後はあらかじめ定めた曜日に注射してください。次の注射予定日までの期間が3日間(72時間)未満であれば注射せず、次のあらかじめ定めた曜日に注射してください。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。
  • 誤って多く注射した場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

生活上の注意

  • 指示された食事療法、運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖があらわれることがあります。高所作業や自動車の運転など危険を伴う作業に従事するときには、十分に注意してください。低血糖についての注意は家族やまわりの方にも知らせておいてください。低血糖症状があらわれた場合、糖質を含む食品や砂糖をすぐにとってください。
  • 急性膵炎があらわれることがあります。嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛などがあらわれた場合には、使用を中止し、速やかに医師の診断を受けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、便秘、吐き気、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 高度な空腹感、冷汗、手足の震え[低血糖]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。
  • 凍結を避け、2〜8℃(冷蔵庫など)で遮光して保管してください。室温で保存する場合は遮光して保管し、14日以内に使用してください。30℃を超える場所では保管しないでください。
  • 使用済みおよび余った薬は、保管しないで医師の指示に従って廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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