くすりのしおり

外用剤
2015年10月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ジクロフェナクNa坐剤50mg「日新」
 主成分:
ジクロフェナクナトリウム(Diclofenac sodium)
 剤形:
白色〜淡黄白色の紡錘形の坐剤
 シート記載:
HP502

この薬の作用と効果について

非ステロイド系の鎮痛消炎剤で、炎症の原因となるプロスタグランジンの合成を阻害して、炎症を抑え、痛みを和らげます。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、後陣痛、手術後の鎮痛・消炎や、他の解熱剤では効果が期待できないか、他の解熱剤が投与できない場合の、急性上気道炎の緊急解熱に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液の異常、肝障害、腎障害、高血圧症、心機能不全、直腸炎、直腸出血、痔疾、アスピリン喘息またはその既往歴、インフルエンザによる脳炎・脳症がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 成人:通常、成人は1回1/2〜1個(主成分として25〜50mg)を1日1〜2回、直腸内に挿入します。
    小児
    :通常、小児は1回につき体重1kgあたり主成分として0.5〜1.0mgを1日1〜2回、直腸内に挿入します。年齢別1回の使用目安量は1〜3歳未満6.25mg、3〜6歳未満6.25〜12.5mg、6〜9歳未満12.5mg、9〜12歳未満12.5〜25mgです。本剤は1個中に主成分50mgを含む製剤です。
    いずれも治療を受ける疾患や年齢・症状に応じ、なるべく低用量で使用されます。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 直腸に挿入する坐剤なので、決して飲んではいけません。できるだけ、排便後に使用してください。
  • 使い忘れた場合は、気が付いたときに使ってください。次に使う時間が迫っていたら、1回分を飛ばして、その後は指示通りに使用してください。絶対に2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、めまい、霧視(かすみ目)などが起こることがありますので、自動車の運転や機械の操作は避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、腹痛、むくみ、発疹、眠気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷汗、呼吸困難、蕁麻疹[ショック、アナフィラキシー]
  • みぞおちの痛み、吐き気、下血[出血性ショックまたは穿孔を伴う消化性潰瘍]
  • 紅斑(皮膚が赤くなる)、眼の充血、発熱[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症]
  • 息苦しさ、喘鳴(ヒューヒュー音)[重症喘息発作(アスピリン喘息)]
  • かぜ様症状、激しい嘔吐、意識障害・けいれん[急性脳症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて冷所に保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。