くすりのしおり

外用剤
2017年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
デュアック配合ゲル
 主成分:
クリンダマイシンリン酸エステル水和物(Clindamycin phosphate hydrate)
過酸化ベンゾイル(Benzoyl peroxide)
 剤形:
白色〜淡黄色のゲル剤
 シート記載:
デュアック配合ゲル、2〜8℃、10g

この薬の作用と効果について

リンコマイシン系の抗生物質の抗菌活性(細菌の蛋白合成を阻害)および抗炎症作用と、過酸化ベンゾイルの抗菌活性(細菌の必須構成成分を酸化)、抗炎症作用、角質剥離作用および面ぽう減少作用により、症状を改善します。
通常、尋常性ざ瘡の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。抗生物質に関連した下痢または大腸炎の既往歴、アトピー性体質がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 結節および嚢腫(重症型の皮疹)は対象外です。
  • 12週間で効果が認められない場合は、使用が中止されます。
  • 炎症性皮疹が消失した場合は、他の適切な維持療法が検討されます。
  • 耐性菌の発現などを防ぐため、治療上必要な最小限の期間使用されます。
  • 全身性の過敏反応や重度の皮膚刺激症状があらわれた場合は、使用が中止されます。
  • 他のざ瘡治療外用剤と併用する場合には、刺激感が増すおそれがあります。
  • 外用としてのみ使用し、口腔、眼、口唇、その他の粘膜、刺激および傷のある皮膚には使用しないでください。付着した場合は水で洗い流してください。
  • 塗り忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を塗ってください。ただし、次に塗る時間が近い場合は忘れた分は塗らないで、次回の塗る時間に1回分を塗ってください。2回分を一度に塗ってはいけません。
  • 誤って多く使った場合は皮膚刺激が増すおそれがあるので医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

  • 使用中は日光への曝露を最小限にとどめてください。
  • 使用中は日焼けランプの使用や紫外線療法を避けてください。
  • 毛髪や着色・染色された布織物を退色させるおそれがあるため、毛髪、布織物、家具および絨毯に付着させないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、乾燥、皮膚炎(接触皮膚炎、湿疹を含む)、皮膚剥脱、紅斑、適用部位反応(疼痛、皮膚刺激、発赤、変色を含む)、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 遷延性(長引く)または重症の下痢、出血性下痢、腹部疝痛(激しい発作性の腹痛)[大腸炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて冷蔵庫(2〜8℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。