くすりのしおり

注射剤
2016年3月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
エビリファイ持続性水懸筋注用400mg
 主成分:
アリピプラゾール水和物(Aripiprazole hydrate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

脳内の神経伝達物質であるドパミンなどの受容体に作用し、幻覚・妄想などの症状を抑え、不安定な精神状態を安定させるとともに、やる気がしない、何も興味が持てないといったような状態を改善させます。
通常、統合失調症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病またはその既往歴や家族歴がある、肝障害、心・血管疾患、低血圧、てんかんなどの痙攣性疾患またはその既往歴がある、自殺を図ったまたは思いめぐらせている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、4週に1回臀部筋肉内または三角筋内に注射します。
  • 効果を見ながら長期間使用することがあります。
  • 具体的な注射回数については、医師にお尋ねください。

生活上の注意

  • 眠気、注意力、集中力、反射運動能力などの低下が起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。
  • アルコール(飲酒)は薬の作用を強めることがありますので、注意してください。
  • この薬は、注射後の効果が1か月持続するため、注射後も薬が完全になくなるまでは、副作用や他の薬に注意する必要があります。他の医療機関を受診する場合は、この薬を使用していることを医師や薬剤師に伝えてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、注射部位疼痛・紅斑・硬結・腫脹(注射した部分が痛む、赤くなる、硬くなる、腫れる)、体重増加、アカシジア(じっとしていることができない)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 口が渇く、よく水を飲む、尿が多く出る[糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡]
  • 動かずだまっている、筋肉のこわばり、急激な発熱[悪性症候群]
  • 舌を動かしたり、出し入れしたり、絶えず噛むような口の動き[遅発性ジスキネジア]
  • 吐き気・嘔吐、便がでない、激しい腹痛[麻痺性イレウス]
  • 脱力感、筋肉の痛み、赤褐色尿[横紋筋融解症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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