くすりのしおり

内服剤
2015年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「JG」
 主成分:
メトホルミン塩酸塩(Metformin hydrochloride)
 剤形:
白色の錠剤、長径15.6mm、短径7.1mm、厚さ5.7mm
 シート記載:
(表) メトホルミン塩酸塩500MT「JG」、メトホルミン500MT、500、糖尿病用薬、JG F27
(裏) Metformin Hydrochloride 500MT、メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「JG」、500、糖尿病用薬

この薬の作用と効果について

筋肉での糖利用の促進、肝臓における糖新生を抑制することにより、血糖を低下させます。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。乳酸アシドーシスの既往、肝または腎障害、透析、心血管系障害、肺障害、胃腸障害、ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、感染症、手術前後、栄養不良、副腎機能障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日1錠(主成分として500mg)を1日2〜3回に分けて食直前または食後に服用することからはじめ、維持量は効果により決定されますが、通常1日主成分として750〜1,500mgを服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日量2,250mgを超えることはありません。
    通常、10歳以上の小児は1日1錠(主成分として500mg)を1日2〜3回に分けて食直前または食後に服用することからはじめ、維持量は効果により決定されますが、通常1日1〜3錠(500〜1,500mg)を服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日量4錠(2,000mg)を超えることはありません。
    本剤は1錠中に主成分を500mg含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、忘れた分は飲まないで、次回の服用時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 低血糖をおこすことがありますので、高所作業、車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、はきけ、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 胃腸症状、倦怠感、筋肉痛[乳酸アシドーシス]
  • 脱力感、空腹感、発汗[低血糖]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や粘膜などの黄染(黄色くなる)[肝機能障害、黄疸]
  • 手足の筋肉の痛み、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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