くすりのしおり

外用剤
2015年9月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
エストラーナテープ0.36mg
 主成分:
エストラジオール(Estradiol)
 剤形:
うすい橙色で、楕円形の貼付剤、長径26.1mm、短径22.0mm
 シート記載:
HP372T

この薬の作用と効果について

女性ホルモンを経皮的に補い、女性ホルモンの低下によって起こる顔のほてり、のぼせ、異常な発汗などの血管運動神経症状を改善します。また、骨吸収を抑制して骨密度を改善します。
通常、更年期障害や卵巣欠落症状に伴う血管運動神経症状(ほてり・発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状や、閉経後の骨粗鬆症の治療、性腺機能低下症、性腺摘出または原発性卵巣不全による低エストロゲン症に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。エストロゲン依存性腫瘍(乳癌、子宮内膜癌など)またはその疑い、乳癌の既往歴、未治療の子宮内膜増殖症、血栓性静脈炎・肺塞栓症またはその既往歴、動脈性血栓塞栓症(冠動脈性心疾患、脳卒中など)またはその既往歴、肝障害、診断が確定していない異常性器出血がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 更年期障害や卵巣欠落症状に伴う血管運動神経症状(ほてり・発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状:通常、成人は主成分として0.72mgを下腹部か臀部(お尻)に貼り、2日毎に貼り替えます。
    閉経後骨粗鬆症:通常、成人は主成分として0.72mgを下腹部か臀部(お尻)に貼り、2日毎に貼り替えます。
    性腺機能低下症、性腺摘出または原発性卵巣不全による低エストロゲン症:通常、成人は主成分として0.72mgを下腹部か臀部(お尻)に貼ることから開始し、症状に応じ増減し2日毎に貼り替えます。小児は主成分として0.09mgを下腹部か臀部(お尻)に貼ることから開始し、0.18mg、0.36mg、0.72mgへ段階的に増量し2日毎に貼り替えます。
    本剤は1枚中に主成分0.36mgを含有します。いずれも必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 傷や湿疹、皮膚炎などがあるところ、胸部には貼らないでください。
  • 衣服との摩擦ではがれることがあるので、ベルトラインを避けて貼ってください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時点ですぐに1回分を使ってください。絶対に2回分を一度に使ってはいけません。次回から指示された時間に使ってください。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、乳房緊満感、乳房痛、不正出血、消退出血、帯下、貼った所の紅斑・かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、蕁麻疹、全身けん怠感[アナフィラキシー]
  • 脚の痛み・浮腫、胸の痛み、息切れ[静脈血栓塞栓症、血栓性静脈炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • この薬を使用して薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。