くすりのしおり

注射剤
2015年3月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
メチレンブルー静注50mg「第一三共」
 主成分:
メチルチオニニウム塩化物水和物(Methylthioninium chloride hydrate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

赤血球において、還元酵素存在下でメチレンブルーより生成したロイコメチレンブルーが、メトヘモグロビンをヘモグロビンに還元して、メトヘモグロビン血症を改善します。
通常、中毒性メトヘモグロビン血症の治療に使用されます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症、NADPH還元酵素欠損症、塩素酸塩によるメトヘモグロビン血症、シアン化合物中毒の解毒剤として使用した亜硝酸化合物によるメトヘモグロビン血症、腎機能障害、アニリンまたはジアフェニルスルホンによるメトヘモグロビン血症
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、静脈内に注射します。
    注射後1時間以内に症状が改善しない場合は、必要に応じて繰り返し注射します。

生活上の注意

  • 本剤の使用により、パルスオキシメーターによる血中酸素飽和度の測定において、血中酸素飽和度が見かけ上低値を示すことがあります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、錯乱状態、蕁麻疹、腹痛、吐き気、胸痛、呼吸困難、排尿困難、散瞳、注射部位の局所組織壊死、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面蒼白、冷汗、立ちくらみ、めまい、息切れ、意識消失[ショック、アナフィラキシー]
  • 皮膚や粘膜が青紫色〜暗紫色になる、頭痛、呼吸困難、赤褐色尿[メトヘモグロビン血症の増悪、溶血性貧血]
  • 尿量減少、むくみ、全身倦怠感[腎不全]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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