くすりのしおり

内服剤
2019年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
カンデサルタンOD錠12mg「トーワ」
 主成分:
カンデサルタン シレキセチル(Candesartan cilexetil)
 剤形:
白色の割線入りの錠剤、直径9.5mm、厚さ4.5mm
 シート記載:
カンデサルタンOD12mg「トーワ」、12mg

この薬の作用と効果について

血管を収縮して血圧を上げる体内の物質であるアンジオテンシンIIの受容体に拮抗し、末梢血管の抵抗を低下させて血圧を下げる薬です。
通常、高血圧症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血中カリウム濃度が高い、手術前、血液透析をしている、減塩療法中、血中ナトリウム濃度が低い、心臓疾患、腎障害、肝障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 高血圧症(成人):通常、成人は主成分として1回4〜8mgを1日1回服用します。必要に応じ1回12mgまで増量されます。腎障害がある場合は、1回2mgから服用を開始し、必要に応じ1回8mgまで増量されます。
    高血圧症(小児):通常、1歳以上6歳未満の小児は1回主成分として体重kgあたり0.05〜0.3mgを1日1回服用します。6歳以上の小児は、1回主成分として2〜8mgを1日1回服用し、必要に応じ1回12mgまで増量されます。腎障害がある場合は、低用量から服用を開始し、必要に応じ1回8mgまで増量されます。
    腎実質性高血圧症:通常、成人は主成分として1回2mgを1日1回から服用を開始し、必要に応じ1回8mgまで増量されます。
    本剤は1錠中に主成分12mgを含む製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は口腔内崩壊錠なので下記のいずれかの方法で服用してください。
    (1)普通の薬と同様に、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
    (2)舌の上でだ液を含ませ、舌で軽くつぶし、だ液と一緒に服用してください。ただし、寝たままの状態では水なしで飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が8時間以内の場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 血圧が下がりすぎることにより、めまい、ふらつきがあらわれることがありますので、高所での作業、車の運転など危険をともなう機械の操作などには十分注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、湿疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、めまい、ふらつき、立ちくらみ、動悸、ほてり、頭痛、頭重感、不眠、眠気、舌のしびれ、吐き気、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、みぞおちの痛み、下痢、口内炎、貧血、倦怠感、脱力感、鼻出血、頻尿、浮腫、咳などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔・舌・のどが腫れる、息苦しい[血管浮腫]
  • 冷たく感じる、吐く、意識がなくなる[ショック、失神、意識消失]
  • 尿量が減る、顔や手足がむくむ、熱が出る[急性腎障害]
  • 手足や唇がしびれる、筋力がおとろえる[高カリウム血症]
  • 皮膚や白目が黄色くなる、体がだるい、食欲不振[肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、のどが痛い、体がだるい[無顆粒球症]
  • 脱力感、筋肉痛、褐色の尿[横紋筋融解症]
  • 発熱、から咳、息苦しい[間質性肺炎]
  • 冷や汗が出る、空腹感、手のふるえ[低血糖]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。