くすりのしおり

注射剤
2014年12月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ネスプ注射液10μgプラシリンジ[腎性貧血]
 主成分:
ダルベポエチン アルファ(遺伝子組換え)(Darbepoetin Alfa(Genetical Recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

赤血球のもとになる細胞に作用して赤血球を増やし、腎臓の病気による貧血を改善します。
通常、腎性貧血の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞などを起こしたことがある。血圧が高い。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 血液透析を受けている方:通常、成人および小児は週1回または2週に1回、静脈内に注射します。
    血液透析を受けていない(保存期慢性腎臓病)方や腹膜透析を受けている方:通常、成人および小児は2週に1回または4週に1回、皮下または静脈内に注射します。
    いずれの場合も具体的な使用方法については医師にお聞きください。
  • 効果を見ながら長期間使用します。
  • 初めてこの薬を使用したり、しばらく間をおいて使用する場合は、少量を静脈内あるいは皮内に注射して異常が見られないか確認することがあります。

生活上の注意

  • 十分な効果を得るためには鉄が必要です。鉄剤が処方された場合には、医師の指示どおりに服用してください。
  • この薬の使用により高カリウム血症が認められる場合があるので、食事管理を適切に行ってください。
  • 血液透析を受けていない(保存期慢性腎臓病)方は、水分のとり方について、医師や薬剤師の指示に従ってください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、血圧上昇、シャント血栓・閉塞、頭痛、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 片側の手足や顔の麻痺、しびれ、ろれつが回らないなどの言語障害[脳梗塞]
  • 頭痛、めまい、吐き気[脳出血]
  • からだがだるい、食欲不振、白目や皮膚が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 頭痛、意識障害、けいれん[高血圧性脳症]
  • 蕁麻疹、呼吸困難、口唇浮腫・咽頭浮腫(口唇やのどのむくみ)[ショック、アナフィラキシー]
  • 顔色が悪い、からだがだるい、階段や坂を上る時の動悸や息切れ[赤芽球ろう]
  • 胸の痛み、冷や汗、胸を強く押えつけた感じ[心筋梗塞]
  • 胸の痛み、呼吸困難、意識障害[肺梗塞]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。