くすりのしおり

内服剤
2014年12月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ラニチジン錠150mg「ツルハラ」
 主成分:
ラニチジン塩酸塩(Ranitidine hydrochloride)
 剤形:
白色〜うすい黄白色の錠剤、直径8.7mm、厚さ4.2mm
 シート記載:
(表)ラニチジン錠150mg「ツルハラ」、ラニチジン、150mg、(裏)ラニチジン錠150mg「ツルハラ」、Ranitidine150mg、150

この薬の作用と効果について

胃粘膜壁細胞においてH2受容体でのヒスタミンに対する拮抗作用を示して、胃液や胃酸分泌を抑え、潰瘍の発生を抑え、潰瘍の治癒を促進します。
通常、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・吻合部潰瘍・Zollinger-Ellison症候群・逆流性食道炎・上部消化管出血の治療、急性胃炎や慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変の改善、麻酔前投薬に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群、逆流性食道炎、上部消化管出血:通常、成人は1回1錠(ラニチジンとして150mg)を1日2回朝食後と就寝前に服用しますが、1回2錠(300mg)を1日1回就寝前に服用することもあります。治療を受ける疾患や症状により適宜増減されます。
    急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変
    :通常、成人は1回1錠(ラニチジンとして150mg)を1日1回就寝前に服用しますが、治療を受ける疾患や症状により適宜増減されます。
    麻酔前投薬
    :通常、成人は1回1錠(ラニチジンとして150mg)を手術前日の就寝前と手術当日の麻酔をする2時間前の2回服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気が付いた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。
    絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、発熱、血管浮腫(まぶた・唇・舌の腫れ)、血管炎、便秘、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷汗、顔面蒼白、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー]
  • 全身けん怠感・脱力、皮下・粘膜下出血、発熱[再生不良性貧血、汎血球減少などの血液障害]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 意識・判断力の低下、けいれん、筋肉がピクピクする[意識障害、痙攣、ミオクローヌス]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。