くすりのしおり

内服剤
2019年3月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ブロチゾラムOD錠0.25mg「テバ」
 主成分:
ブロチゾラム(Brotizolam)
 剤形:
白色の片面1/2割線入り錠剤、直径8.0mm、厚さ2.9mm
 シート記載:
(表)ブロチゾラムOD 0.25mg「テバ」、ブロチゾラムOD「テバ」、t 071、0.25mg、(裏)Brotizolam OD 0.25mg“TEVA”、ブロチゾラムOD「テバ」、0.25mg

この薬の作用と効果について

ベンゾジアゼピン受容体に作用して大脳辺縁系や視床下部系を抑え、精神的緊張や不安を和らげ、寝付きをよくします。
通常、不眠症の治療、麻酔前投薬に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性狭隅角緑内障、重症筋無力症、呼吸機能が低下している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 不眠症:通常、成人は1回1錠(主成分として0.25mg)を1日1回就寝前に服用します。
    麻酔前
    :通常、成人は手術前夜の就寝前に1回1錠(主成分として0.25mg)を服用し、さらに、麻酔前には1回2錠(0.5mg)を服用します。
    いずれの場合も、年齢・症状・疾患などにより適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 不眠症では就寝の直前に服用してください。また服用して就寝後、睡眠途中で一時的に起きて仕事などをする可能性があるときは服用しないでください。
  • この薬は口腔内崩壊錠なので、舌の上にのせ唾液で湿らせ舌で軽く押しつぶして、崩壊後、唾液と一緒に飲みこむことができます。また、普通の薬と同様に水またはぬるま湯で服用することもできます。ただし、寝たままの状態では水なしで飲むのは避けてください。
  • 飲み忘れた場合は、翌朝起きるまでにかなり時間があれば1回分を飲んでもかまいません。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。特に、急激に飲む量を減らしたり飲むのを止めたりすると、不眠や不安などの副作用があらわれることがあります。

生活上の注意

  • 薬の影響が翌朝以後におよび、眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
  • アルコール(飲酒)により、鎮静作用が強くでることがあるので、アルコールとの服用は避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、残眠感(眠気が残る感じ)・眠気、ふらつき、頭重感、めまい、頭痛、不穏、興奮、だるさ、倦怠感、発疹、紅斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 出来事を思い出せない、意識がうすれる[一過性前向性健忘、もうろう状態]
  • 薬の使用を止められない、(減量、中止による)不眠、不安[依存性]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。