くすりのしおり

注射剤
2015年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
インフリキシマブBS点滴静注用100mg「NK」
 主成分:
インフリキシマブ(遺伝子組換え)[インフリキシマブ後続1](Infliximab(Genetical Recombination)[ Infliximab Biosimilar 1])
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

各種疾患の免疫異常の原因とされているTNFα(ティー・エヌ・エフ・アルファ)の働きを抑えることにより、炎症をしずめ、症状を改善します。
通常、関節リウマチ、乾癬、クローン病、潰瘍性大腸炎に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症(敗血症など)にかかっている、現在結核であるまたは既往歴がある、脱髄疾患(多発性硬化症など)があるまたは既往歴がある、家族に脱髄疾患(多発性硬化症など)の既往歴がある、うっ血性心不全である。
  • 妊娠、または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日1回静脈内に点滴で注射します。初回注射後、2週、6週に注射し以後8週間の間隔で注射します。なお、関節リウマチでは6週の注射以後、最短の注射間隔を4週間にする場合もあります。
  • 具体的な注射間隔、注射期間については、医師にお聞きください。

生活上の注意

  • この薬は効果が長期間持続し、また免疫力を低下させるため感染症にかかりやすくなる場合があります。日常生活で無理はやめて、睡眠をしっかりとってください。かぜのような症状を感じたり咳や痰が続いた時は必ず医師に相談してください。
  • インフルエンザなどのワクチン接種については、医師に相談してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、鼻咽頭炎、注入に伴う反応および上気道の炎症、咽頭炎、発疹、齲歯(うし)、気管支炎、膀胱炎、帯状疱疹、口腔ヘルペスなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、嘔吐、息切れ、筋肉痛[感染症]
  • からだがだるい、微熱、持続する咳[結核]
  • 呼吸困難、まぶた・口唇・舌のはれ、じん麻疹[重篤なinfusion reaction]
  • けいれん、見えにくい、両足のしびれ・まひ[脱髄疾患]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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