くすりのしおり

内服剤
2014年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アルセノール錠50
 主成分:
アテノロール(Atenolol)
 剤形:
白色の錠剤、直径8.1mm、厚さ3.9mm
 シート記載:
(表)ALCENOL50、HPC003
(裏)アルセノール50、アルセノール50mg

この薬の作用と効果について

β受容体遮断作用により血圧を低下させ、また、心拍数を下げて狭心症の発作を予防し、脈の乱れを整えます。
通常、本態性高血圧症(軽症〜中等症)、狭心症、頻脈性不整脈(洞性頻脈、期外収縮)の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、徐脈、房室ブロック、洞房ブロック、洞不全症候群、心原性ショック、肺高血圧による右心不全、うっ血性心不全、低血圧症、末梢循環障害、未治療の褐色細胞腫がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として50mg)を1日1回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。最高量は1日1回2錠(100mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 褐色細胞腫の場合は、単独ではなく常にα遮断剤(α受容体遮断作用により血圧を低下させます)が併用されます。
  • 手術前48時間は服用しないでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は忘れた分は飲まないで、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • めまい、ふらつきがあらわれることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の作業に注意してください。
  • 長期服用に関しては、定期的に心臓の働きを調べます。指定された日時に検査を受けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、視力異常、霧視、涙液分泌減少、低血圧、頭痛、口渇、倦怠・脱力感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 息切れ、咳、全身のむくみ[心不全、心胸比増大]
  • 気を失う、めまい、息切れ[徐脈、房室ブロック、洞房ブロック]
  • 立ちくらみ、めまい、気を失う[失神を伴う起立性低血圧]
  • 呼吸をしにくい、発作的な息切れ、息をするときヒューヒューと音がする[呼吸困難、気管支痙攣、喘鳴]
  • 鼻血、歯ぐきの出血、皮下出血によるあざ[血小板減少症、紫斑病]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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